海外留学で成功するコツ

こんにちは、カモです。

新たな言語取得が目的で海外留学を計画する人は多いのではないでしょうか。今回は海外留学で成功する秘訣を紹介していきます。

 

海外留学の期間

もし海外留学を通して他の言語を習いたいのであれば、短期留学(3ヶ月以下)はおすすめしません。可能であれば6ヶ月以上、理想は1年以上です。

ぼくの友人に、夏休みなどの長期休暇を使ってアメリカに留学をした人が何人かいます。少しは英語が上手くなったと感じるケースもありますが、英語力が飛躍的に向上した人は見たことがありません。

なぜでしょうか。理由は簡単です。留学期間が短すぎるからです。夏休みに海外留学を行う場合、大抵は2ヶ月以下の留学となります。しかし、これでは満足に言語が習得できません。

留学というものは、1人で新たな地に飛び立って生活を始めるということです。このため、最初の数週間は留学先での生活に慣れるために必死で言語習得に力を入れることが難しくなります。

また、言語習得というものは短期間で行えるものではありません。例えば、ぼくたち日本人は無意識に日本語を喋っています。これは、数え切れない反復を通して意識せずとも言葉が出てくるようになっているからです。しかし、短期留学では単純に反復数が少なすぎて言語習得には効果が薄いです。もし本気で言語を習得したいのであれば、6ヶ月以上の長期留学が必要となります。

 

海外留学を行う時期

海外留学を行う時期というのは、季節の問題ではなくて、留学者の言語能力の問題です。例えば、アメリカに留学する場合、どのくらい英語が使える状態で留学を行うのがベストなのかということです。

まず、日常会話に必要な語彙と基本的な文法が分からないで留学するのははっきり言ってほぼ無意味です。留学をすることで必要最低限の語彙や文法を習うことは可能でしょう。しかし、それらは日本で習得することが出来るものです。日本で学べることを、高いお金を払って海外で習うことに意味はあるのでしょうか。

海外留学を行うのであれば、日常会話に必要な語彙を知っていて、読み書きがある程度できる状態小学生用の本が読めて簡単なメールが書けるくらい)かそれ以上が望ましいです。海外留学で一番成果が現れるのは主にリスニングとスピーキングの分野です。しかし、言語の基礎(語彙や文法)が出来ていないとリスニングやスピーキングが出来ず、これらの分野の向上につながりません。そのため、海外留学に行くのは留学先で習いたい言語の基本が分かってからがおすすめです。

 

留学先で絶対にやってはいけないこと

よく留学先で日本人の友だちを作って帰ってくる人がいます。ぼくの友人にもいました。しかし、言語習得が目的であるならば、これは絶対にしてはいけません。もし今回の記事を読んで1つだけ覚えて帰るなら、これを覚えておいてください。

日本人は、留学先の知らない土地で知らない言語を使って生活をしなければならないという状況下で、他の日本人と固まるという傾向があります。しかし、これは言語習得の大きな妨げとなります。

単純な話です。アメリカに英語を習いに行っているのに日本人とばかりつるんで日本語ばかり使っていては、英語が習得できるはずがありません。

ぼくが通っていた海外の学校でも、日本人は他の日本人とばかり過ごしていました。そのためか、その学校の日本人は多少英語が話せるようになっていても結局は英語が下手なままでした。

もし海外留学で新たな言語を習得しようとしているのであれば、出来るだけ日本語を使わない状況に自分を追い込んでください。日本語が使えないのは不便で怖いことかもしれませんが、そうしない限り海外留学での成功はありません。

 

まとめ

今回は、海外留学で成功するコツを書いてきました。

海外留学というものは非常に高価です。たくさんのお金を払うからこそ、その体験を意味のあるものにしなければなりません。今回挙げた3つのポイントを参考にすれば、あなたの海外留学もより意味のあるものになるはずです。