SAT II (Subject)とは?教材はBarron一択!?
こんにちは、カモです。アメリカの大学に進学したい生徒、もしくは日本の大学に帰国子女として進学したい生徒の多くが受けることになるであろうSAT II(SAT Subjectとも呼ばれています)。今回は、SAT IIとは何か、そしてどのように勉強したらいいのかを説明していきます。
↑SAT Subject Tests
SAT IIとは?
SAT IIは、通常のSATと同じくCollege Boardが提供している大学進学用のテストです。College Boardの公式サイトには、「college admission exams on subjects that you choose to best showcase your strengths and interests」との説明があります。簡単に訳すと、「自分の長所や関心を大学に示す科目別の試験」ということです。
通常のSATはReading、Writing、そしてMathの能力を測る試験です。これに対して、SAT IIはより専門的な知識や能力を試すテストです。合計5科目20種類のテストがあります。
数学
- Math Level 1
- Math Level 2
理科
- Biology E/M
- Chemistry
- Physics
英語
- Literature
歴史
言語
- Spanish
- Spanich with Listening
- French
- French with Listening
- Chinese with Listening
- Italian
- German
- German with LIstening
- Modern Hebrew
- Latin
- Japanese with Listening
- Korean with Listening
どのテストを受ければいいの?
20種類もあるテストの中から、どれを選んで受ければいいのでしょうか?
まずはじめに、全てのアメリカの大学がSAT IIを受験生に要求するわけではありません。ただ、トップ校のほとんどはSAT IIを必須事項としています。自分が受けようと思っている大学のウェブサイトをチェックして確認してください。
SAT IIが必要な生徒は、受けるテストを選ばなくてはなりません。基本的には、自分の得意な科目、もしくは大学で専攻したい学問と関連する科目のテストを受けるのがベストです。先ほどCollege Boardの公式サイトから引用したように、テストそのものが自分の強みや関心を示すものとして作られているので、そのとおりやるのが良いと思われます。
どうやって勉強すればいいの?
↑SAT II Math Level 2のBarronの教材
僕はMath Level 2とPhysicsの二つのテストを受けました。他の科目のテストは勉強したことがないので一概には言うことができませんが、Barronの教材はチェックしておいた方がいいです。
通常のSATはBarronを使うべきではないと他の記事で言いましたが、SAT IIの場合はかなりオススメです。
BarronのSAT II用の教材には、自分の知識や能力を試す練習用のテスト1つ、各単元を解説する教科書、そして複数の模擬テストが含まれています。練習用のテストを受けて自分の不得意な単元を確認し、次に教科書を使ってそこを重点的に勉強し、最後に模擬テストを使って練習することが出来ます。非常に効率のいい勉強が出来ますし、他の教材が必要ないのでお金もあまりかかりません。これがBarronをおすすめする理由の一つです。
Barronをおすすめする理由のもう一つが、練習問題の難易度です。Barronの問題は、本番に出てくる問題と非常に似た形式ではありますが、少しだけ難しく作られています。そのため、本番の試験では余裕をもって問題を解くことができます。たまに難しすぎると批判されることもありますが、個人的には少し難しい方が良いと思っています。
まとめ
今回は、SAT IIについて解説してきました。
SAT Iよりは重要度が低いかもしれませんが、それでも重要なテストです。受ける生徒はしっかりと準備をして頑張ってください。