免税ってどうやるの? 海外旅行時にお得な買い物を

こんにちは、カモです。

 

空港の国際線ターミナルに行くと、よく免税やTax Freeと書いてありますよね。今回は、「免税って何?」や「免税ってどうやるの?」と思っている人に向けて免税のやり方について解説していきます。

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そもそも免税って何?

日本(他の国でも)で何かを購入する際、税金がかかります。免税とは、商品に課されている税金を払わずに商品を購入することです。

例えば、日本で何かを購入するときは消費税がかかります。この記事を書いている時点(2017年8月)で、日本の消費税は8%です。1万円の商品を購入したとしましょう。消費税が課されるので、支払う金額は1万円+800円となります。しかし、免税をすると、消費税を払わなくていいので1万円で同じ商品を購入することができます。つまりこの場合、免税をすることで800円安く商品を買えるということです。(これは単なる例です。実際、日本に居住している人は日本国内で免税を使っての商品購入はできません)

 

二種類の免税店

免税は、認可を受けた店舗のみで使うことが出来ます。これらの店を「免税店」と呼びます。免税店には、主に二つの種類があります。市中免税店と空港型免税店です。

市中免税店

市中免税店とは、一般の街の中にある免税店を指します。いわゆるTax Free Shopです。日本の市中免税店で商品を購入する場合は、まず購入時にパスポートを提示して免税対象者であることを証明します。そしたら、店員が書類を埋めてパスポートに貼ってくれます。その後は通常通りの購入になりますが、商品に課せられている税の分だけ値引きがされます。(これは日本での場合です。国によっては、購入時は税も払って空港で税が払い戻される場合もあります。)

空港型免税店

空港型免税店とは、出国時の空港で商品を引き渡す免税店を指します。いわゆるDuty Free Shopです。空港型免税店の場合は、購入時に商品は受け取らず、出国後の引き渡しカウンターで受け取ります。

(僕は空港型免税店で商品を購入したことがないので空港型免税店についてはあまり分かりません。ただ、海外旅行時は市中免税店での購入が多いのではないでしょうか。)

 

どうやって免税するの?

では、どのように免税をすればいいのでしょうか。(今回は市中免税店の場合の流れを説明します)

まず、自分が免税対象者であることを確認しましょう。海外旅行時は、旅行先の国で非居住者となるので多くの場合は免税対象者でしょう。海外赴任している方は、日本でも免税対象者となります(例えば、アメリカに2年以上赴任をしている方は日本に一時帰国の際に免税で商品を購入できます)。

次に、自分が購入しようとしている商品が免税可能か確認しましょう。店にTax FreeやDuty Freeと書いてあれば、その店で販売されている商品は免税可能です。書いてなくても、店員に聞けば教えてくれます。

購入する商品を決めたら、レジで店員に「免税で購入したい」という旨のメッセージを伝えましょう。その際に、パスポートを提示する必要があるので忘れないように。その後は、店員の指示に従って書類に署名をし、商品を購入します。

しかし、先ほども触れたように国ごとに免税の仕組みが異なります。購入時に免税をしてくれる国もあれば、空港で税分のお金が戻ってくる国もあります。そこはしっかりと調べて確認しましょう。

多くの国で、出国時にパスポートに貼られている購入記録表が回収されるので、これも忘れないようにしましょう。

 

まとめ

今回は免税について書いてきました。海外旅行の際は、免税を上手に使ってお得に商品を購入しましょう!