なぜ英語を学ぶの? 英語を習得するメリット
こんにちは、カモです。
日本で教育を受ける際、ほとんどの人が英語を学ぶことになります。これは受動的な英語学習ですが、海外留学など能動的な英語学習を行う人もいます。では、そもそもなぜ英語を学ぶのでしょうか?今回は、英語を習得するメリットについて書いていきます。
英語を習得するメリット
情報量の飛躍的増加
僕は英語をほとんどネイティブ並に使うことができます。個人的に一番大きいメリットはこれです。
例えば、日本語しか使えない人は日本語を喋るYouTuberの動画しか見ないでしょう。しかし、英語も使える人は、英語を喋るYouTuberの動画も見ることができます。
これは単なる例ですが、他にもインターネットを使って情報を収集する際は、英語と日本語両方使えた方が多くの情報に巡り会うことができます。インターネットに限らず、本や映画、音楽も同様です。また、英語を使う人口の方が日本語を使う人口より全然多いので、その分存在する情報の量も多いです。
将来の可能性が増える
英語を使うことができる人は、進学や就職の際に選択肢が多いです。
大学進学を例にとって見てみましょう。日本語しか使えない人は、自然と日本の大学に進学することになるでしょう。現状を見ても、アメリカの大学に進学する日本人は非常に少ないです。しかし、英語も使うことの出来る人は、日本の大学以外に、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの国の大学に進学することも出来ます。そうすると、より質の高い教育を享受出来ることもあるでしょう(大学ランキングは教育の質そのものを測るものではありませんが、大学の質を大まかに測ることが出来ます。Times Higher Educationの大学ランキングを見ると、上位はイギリスやアメリカの大学で占領されています。日本一の大学とも言われる東京大学は、2016-2017年のランキングでは39位です)。
就職の際は、英語能力が武器となることもあるでしょうし、海外企業への就職、海外での就職も可能となるでしょう。その他にも、翻訳家や英語教師などへの道も開きます。
国際交流
人によっては、これを求めて英語を習う場合もあるのではないでしょうか。
英語を使えると、英語を使う他の国の人と交流が出来ます。英語を使えなくても多少は関係を持てますが、親密な関係を築くには英語が使えた方が絶対にいいです。
旅行の際にも、友達を作ったり、そこまでは行かなくても現地の人とコミュニケーションを取ることができます(これは英語圏の国に限りません。英語は世界共通言語ですので、英語が公共言語でない国でも少しは英語を使うことの出来る人が多いです。)。
英語は必要なの?
上記のポイントはメリットとして挙げました。メリットであることに変わりはないのですが、コンピューターの翻訳技術がより進歩した未来では、それほど有用では無くなっているかもしれません。
スマートフォンを使って違う言語を話す人とコミュニケーションをとれるようになれるでしょうし、YouTubeやGoogleの自動翻訳技術も向上するでしょう。そうすると、英語を使えることはあまり特別でなくなるかもしれません。
僕はあまりこの分野については詳しくないので、あと何年でこのような世界になるかはわかりません。あと5年かもしれませんし、50年かかるかもしれません。しかし、それまでは上記のポイントはメリットですし、その時代が到来しても不便になることはありません。
また、日本に住んでいると英語が必要になる機会はそうそうありません。ですので、英語は必修とは程遠い学問です。それでも、上記のメリットのために学べたいという意欲のある人は、英語学習に勤しめばいいのではないでしょうか。
まとめ
今回は英語を習得するメリットについて書いてきました。今後英語を習得することにより受けられる恩恵は少なくなるかもしれません。しかし、英語は小中高でほとんど必ずならうものです。どうせ習うなら、真剣に学んで実際に使えるようにするのが個人的にはいいのかなと思います。
英語のリスニングとスピーキングが上達しやすいのが留学です。留学で成功するコツについてはこちらから。
SAT II (Subject)とは?教材はBarron一択!?
こんにちは、カモです。アメリカの大学に進学したい生徒、もしくは日本の大学に帰国子女として進学したい生徒の多くが受けることになるであろうSAT II(SAT Subjectとも呼ばれています)。今回は、SAT IIとは何か、そしてどのように勉強したらいいのかを説明していきます。
↑SAT Subject Tests
SAT IIとは?
SAT IIは、通常のSATと同じくCollege Boardが提供している大学進学用のテストです。College Boardの公式サイトには、「college admission exams on subjects that you choose to best showcase your strengths and interests」との説明があります。簡単に訳すと、「自分の長所や関心を大学に示す科目別の試験」ということです。
通常のSATはReading、Writing、そしてMathの能力を測る試験です。これに対して、SAT IIはより専門的な知識や能力を試すテストです。合計5科目20種類のテストがあります。
数学
- Math Level 1
- Math Level 2
理科
- Biology E/M
- Chemistry
- Physics
英語
- Literature
歴史
言語
- Spanish
- Spanich with Listening
- French
- French with Listening
- Chinese with Listening
- Italian
- German
- German with LIstening
- Modern Hebrew
- Latin
- Japanese with Listening
- Korean with Listening
どのテストを受ければいいの?
20種類もあるテストの中から、どれを選んで受ければいいのでしょうか?
まずはじめに、全てのアメリカの大学がSAT IIを受験生に要求するわけではありません。ただ、トップ校のほとんどはSAT IIを必須事項としています。自分が受けようと思っている大学のウェブサイトをチェックして確認してください。
SAT IIが必要な生徒は、受けるテストを選ばなくてはなりません。基本的には、自分の得意な科目、もしくは大学で専攻したい学問と関連する科目のテストを受けるのがベストです。先ほどCollege Boardの公式サイトから引用したように、テストそのものが自分の強みや関心を示すものとして作られているので、そのとおりやるのが良いと思われます。
どうやって勉強すればいいの?
↑SAT II Math Level 2のBarronの教材
僕はMath Level 2とPhysicsの二つのテストを受けました。他の科目のテストは勉強したことがないので一概には言うことができませんが、Barronの教材はチェックしておいた方がいいです。
通常のSATはBarronを使うべきではないと他の記事で言いましたが、SAT IIの場合はかなりオススメです。
BarronのSAT II用の教材には、自分の知識や能力を試す練習用のテスト1つ、各単元を解説する教科書、そして複数の模擬テストが含まれています。練習用のテストを受けて自分の不得意な単元を確認し、次に教科書を使ってそこを重点的に勉強し、最後に模擬テストを使って練習することが出来ます。非常に効率のいい勉強が出来ますし、他の教材が必要ないのでお金もあまりかかりません。これがBarronをおすすめする理由の一つです。
Barronをおすすめする理由のもう一つが、練習問題の難易度です。Barronの問題は、本番に出てくる問題と非常に似た形式ではありますが、少しだけ難しく作られています。そのため、本番の試験では余裕をもって問題を解くことができます。たまに難しすぎると批判されることもありますが、個人的には少し難しい方が良いと思っています。
まとめ
今回は、SAT IIについて解説してきました。
SAT Iよりは重要度が低いかもしれませんが、それでも重要なテストです。受ける生徒はしっかりと準備をして頑張ってください。
学生におすすめな音楽ラジオ番組 SCHOOL OF LOCK
こんにちは、カモです。
最近はラジオを聞く人が少なくなってきました。特に学生は、ラジオに触れ合う機会が非常に少ないのではないでしょうか。
しかし、ラジオにはテレビやYouTubeなどの媒体には無い良い点がいくつもあります。例えば、ラジオや耳で聞くものなので他のタスクと同時進行が可能です。勉強中などにテレビを見るとテレビばかりに目が行き作業が進みません。しかし、ラジオを聞きながらだと視界は勉強にのみ集中ができるので、楽しく勉強できます。他にも、寝る前にテレビを見ると光で眠気が覚めたりしますが、ラジオの場合はベッドで目を閉じて寝転がりながら聞くことができます。
ということで、今回は僕が学生におすすめするラジオ番組「SCHOOL OF LOCK」を紹介していきます。
SCHOOL OF LOCKとは
SCHOOL OF LOCKは2005年10月に放送が開始されたラジオ番組です。東京FMをキー局にJFN38局で全国放送されています。毎週月曜日から金曜日まで、22時から24時まで放送しています(金曜日のみ23時まで)。
番組を進行するのは「とーやま校長」こと遠山大輔と「あしざわ教頭」こと芦沢統人の二人です。とーやま校長はグランジ、あしざま教頭はパップコーンというお笑いグループで活動しており、二人ともお笑いタレントです。
番組は、「未来のカギを握るラジオの中の学校」というコンセプトをもとに制作されています。SCHOOL OF LOCK専用の「学校掲示板」というものが存在し、この掲示板に書き込んだリスナーとの交流が番組の中心となっています。他にも、音楽アーティストとの企画などがあります。
番組企画
生放送教室
生放送教室は、SCHOOL OF LOCKのメインの企画(通常の放送)です。
番組の冒頭にて発表される授業テーマをもとに生放送教室は進行します。パーソナリティーであるとーやま校長とあしざわ教頭がSCHOOL OF LOCKの学校掲示板に書き込んだリスナーに電話をして、話を聞いていくのが通常の流れです。
授業テーマは学校、友達関係、恋愛関係など幅広く、学生が共感できる内容となっています。
GIRLS LOCKS!
GIRLS LOCKS!は週替わりで10代から20代の若手女優が登場するコーナーです。進行は若手女優が一人で担当し、とーやま教頭とあしざわ教頭は基本的には出てきません。
2017年5月現在は、平手友梨奈(欅坂46)と永野芽永野郁が担当しています。過去には広瀬すずや新垣結衣も出演していました。10分間の放送となっています。
ARTIST LOCKS!
ARTIST LOCKS!は日替わりで音楽アーティストが登場するコーナーです。GIRLS LOCKS!と同様にとーやま教頭とあしざわ教頭は基本的には出てこず、アーティストが番組を進めていきます。
2017年5月現在は、Perfume(月曜日)、Alexandros(火曜日)、UNISON SQUARE GARDEN(水曜日)、サカナクション(木曜日)、SEKAI NO OWARI(金曜日)が担当しています。放送時間は20分ほどです。
BATTLE QUIZ SCHOOL 4ORCE
BATTLE QUIZ SCHOOL 4ORCEは月曜日から木曜日まで毎日23:00時に開始されるコーナーです。10代のリスナーが友達と4人1組でエントリーして、クイズに答えていきます。1問正解につき1000円を獲得することができます。2017年5月時点でリスナーが獲得した最高金額は3万3000円です。
まとめ
今回はSCHOOL OF LOCKの紹介をしてきました。学生、特に音楽が好きな学生にとてもおすすめなラジオ番組となっています。
SCHOOL OF LOCKの放送後は、同じ局で大沢たかおがパーソナリティーを務める「JET STREAM」という番組が放送されています。この番組は聞きながら眠りに落ちるのに個人的に最高な番組です。
カモは、SCHOOL OF LOCKを聞きながら勉強し、JET STREAMを聞きながら眠るという生活を中学生時代にほぼ毎日していました。みなさんもSCHOOL OF LOCKを聞いてみてはいかがでしょうか?
Barronは使うな!? 新SATの勉強におすすめな教材
こんにちは、カモです。
↑SATのロゴ
海外(主にアメリカ)の大学に進学する際に必要となるのがSATです。今回は、新しくなったSATの勉強におすすめな教材を紹介していきます。SATがどう変わったかはこちらから。
College Boardの練習テスト
一番おすすめなのがCollege Boardが公式に出している練習テストです。
本番と同じ問題
おすすめする理由の1つが、本番のテストと断トツで問題が似ているからです。College Boardとは、SATを制作している組織です。 テストを作っている組織が手がけた練習テストなので、実際のテストと問題の形式と難易度が非常に似ています。また、これを使うことで、本番自分がどのようなスコアを取れるのか正確な予想も出来ます。
問題量の多さ
おすすめする2つ目の理由が、練習テストの多さです。2017年4月の時点で、7つの練習テストが公開されています。他の会社が出している教材は練習テストを5つほど含んでいるものが多いので、問題量としては全く問題ないでしょう。
良質な解説
おすすめする3つ目の理由は、答えの解説の質です。他の会社の教材の場合、問題の解説があると謳うものでも、説明の質が非常に低いです。文章にこう書いてあるから答えはこれだ、という説明と呼んでいいのか分からないものばかりです。しかし、College Boardの練習テストの場合は、各選択肢のどこが間違っている(もしくはあっている)かを理由付けて解説してあります。
無料公開
おすすめする最後の理由は、全ての問題と回答が無料で公開されているということです。他の会社の教材を使うには、当たり前ですがお金を払う必要があります。しかし、College Boardは全ての練習テストを無料で公開しています。質の高い教材が無料で使用できるのは非常に便利です。
Barronの教材
Barronの教材は、新SATの勉強のときに使うのは避けてください。
Barronは、SAT関連の教材を手がける会社として有名です。ぼくもSAT II (Math Level 2とPhysics)の勉強をする際に使い、非常に助かりました。
しかし、新SATの教材の質は非常に低いです。リーディングとライティングでは、新SATでは絶対に出ないような問題が多く出題されており、数学では旧SATの問題を使いまわしにしています。問題の解説も、答えはこうだ、と何の説明もないものがほとんどです。
また、Barronの教材は本番のテストより少し難易度が高いことでも有名です。SAT IIの場合ならそれほど問題ではないのですが、新SATの教材は非常に難しく作られています。また、難しさのベクトルが本番のテストとは関係のない方に向いており、Barronで新SATを勉強するのははっきり言って非効率的です。
まとめ
今回は、新SATの勉強におすすめな教材を紹介してきました。
他にもPrinceton ReviewやKaplanといった会社が新SAT用の教材を出しています。Barronよりは質の良いものがほとんどですが、College Boardが出す練習テストには敵いません。他の教材にお金をかけるなら、まずはCollege Boardの無料教材を使うことをおすすめします。
超便利!?進化したGoogle翻訳の使い方
こんにちは、カモです。
外国語を習っているときに、意味の分からない単語が出てきたらどうしますか?技術が発展した今となっては、紙の辞書を使う人は少ないのではないでしょうか。その代わり、スマートフォンやパソコン上でインターネットを使い意味を調べる人が多くなったと思います。ぼくをその一人で、Google翻訳を主に使っています。
今回は、Google翻訳にリアルタイムカメラ翻訳という新たな機能が追加されたので、Google翻訳(携帯用アプリ版)の使い方を紹介していきます。
Google翻訳とは?
↑Google翻訳アプリのロゴ
Google翻訳はGoogleの提供する翻訳サイトで、文章の一部分からウェブページ全体まで、様々な媒体を別の言語に翻訳するサービスです。
携帯用アプリもiOSとAndroid両方に提供されています。携帯用アプリにはウェブ版で使用できる機能の他に、会話モードやオフライン翻訳、カメラ入力、手書き入力などの機能が内蔵されています。
通常の翻訳
まずは、通常の翻訳機能を紹介していきます。
↑Google翻訳の画面
携帯用アプリを開くと、上の画面が表示されます。画面最上部に言語を選ぶ箇所があるので、使いたい言語2つを選択してください。今回は、英語と日本を使います。左側にある言語が翻訳される言語、右側にある言語が翻訳後の言語となります。これは、2つの言語の間にある矢印マークをタップすることで入れ替えることができます。
通常の翻訳機能を使うには、画面上部の白いボックスをタップしてください。そうするとキーボードが現れるので、翻訳したい単語(もしくは文章)を入力してください。入力が完了したら、キーボードの右下にある「Go」ボタンをタップしてください。
↑翻訳後の画面
上のような画面に映り、翻訳が表示されます。上の白いボックス内に表示されているのが元の単語(文章)で、下の青いボックス内に表示されているのが翻訳後の単語(文章)です。ボックスの右上にあるスピーカーマークをタップすると、発音を聞かせてくれます。
手書き入力
次は、手書き入力の使い方を紹介します。
まずは、先ほどの通常翻訳と同様に、使いたい2つの言語を選択してください。そうしたら、画面上部の白いボックスの右下にあるお絵描きマークをタップしてください。
↑手書き入力の画面
上の画面が表示されます。画面下部の白いボックスに、翻訳したい単語(文章)を一単語づつ手書きで入力していきます。完了したら、1秒ほど手を離してください。書いている途中にボックスの上に候補が表示されるので、それを選択しても構いません。
↑翻訳後の画面
すると、画面上部の白いボックスに手書きで入力した単語が表示されます。その下に、青い文字で翻訳後の単語が表示されます。どんどん単語を入力していって文章を翻訳することも可能です。
一見この手書き機能は非効率だと思うかもしれません。確かに、英語を日本語に翻訳する場合は、英語用のキーボードがスマートフォン上にあるので手書き入力を行う必要はありません。しかし、中国語を日本語に翻訳する場合など、その言語対応のキーボードがスマートフォン上にないときは、通常の翻訳機能が使えないので手書き入力は非常に便利になります。
会話モード
次は、会話モードの使い方を説明します。
まずは、先ほどの通常翻訳と同様に、使いたい2つの言語を選択してください。そうしたら、画面上部の白いボックスの中央にあるマイクのマークをタップしてください。
↑会話モードの画面
上の画面が表示されます。画面最下部に言語が出てきます。赤くなっている言語が、翻訳される言語です。上の場合だと、英語が日本語に翻訳されます。日本語をタップすると、これが入れ替わり、日本語が英語に翻訳されます。
あとは喋るだけです。喋ると同時に、翻訳が開始されます。
↑翻訳後の画面
画面上部に表示されるのが元の文章で、画面下部に表示されるのが翻訳後の文章です。翻訳が完了すると、自動的に翻訳後の文章を読み上げてくれます。会話を行う場合は、この後画面最下部の日本語をタップし、日本語を喋るだけです。喋った内容が英語に翻訳され、それが読み上げられます。
この会話モードを使うと、違う言語をしゃべる人たちが通訳なしに会話をすることが可能です。他の言語を習う必要があるのか、という思うほど便利な機能です。翻訳の精度も悪くありません(英語と日本語の翻訳の場合)。文法的に正しい文章をはっきりとしゃべれば正確に翻訳してくれます。
また、この機能は発音は分かっても綴りが分からない場合にも便利です。
カメラ翻訳(リアルタイムカメラ翻訳)
最後に紹介するのは、カメラ翻訳とリアルタイムカメラ翻訳です。
まずは、先ほどの通常翻訳と同様に、使いたい2つの言語を選択してください。そうしたら、画面上部の白いボックスの左下にあるカメラのマークをタップしてください。
↑カメラ翻訳の画面
上のような画面が表示されます。そうしたら、翻訳したい文章をカメラで写して赤いシャッターボタンを押すだけです(実際写真は取られませんし、シャッター音も出ません)。スキャンが始まるので、完了したら、翻訳したい文章を指でなぞってハイライトしてください(画面最下部に表示される四角形をタップすると、全選択が可能です)。
↑翻訳語の画面
すると、画面上部に元の文章と、翻訳後の文章が表示されます。これがカメラ翻訳です。
リアルタイムカメラ翻訳を使うには、赤いシャッターボタンの左上にある目のマークをタップしてください。すると、先ほどと同じ画面が表示されます。しかし、リアルタイムカメラ翻訳の場合は、カメラに写ったもの全てが画面上で自動的に翻訳されます。
↑りかるタイムカメラ翻訳の画面
翻訳対象が文章でない場合は、デタラメな翻訳となるケースが多いみたいです。
まとめ
今回は、Google翻訳(携帯用アプリ版)の使い方を紹介してきました。
通訳や翻訳家がいらなくなる未来もそう遠くはないと思わせるほど、Google翻訳の機能は進化しています。非常に便利なのでみなさんも是非使ってみてください。
単語暗記に超おすすめなアプリ Quizlet
こんにちは、カモです。
英語を勉強するときにとてもやっかいで面倒くさいのが単語暗記ですよね。今回は、単語暗記に超おすすめなアプリ「Quizlet」を紹介していきます。
Quizletとは?
↑Quizletのロゴ
Quizletとは、アンドリュー・サザーランドにより開発されたオンライン学習ツールです。2007年1月にウェブサイトが公開し、2015年11月には月間訪問者数が40万人を超えました。現在では携帯用アプリもiOSとAndroidの両方で公開され、高い評価を受けています。
Quizletの使い方
Quizletは単語を暗記するための記憶ツールです。使い方は大きく分けて2つあります。
1つ目は、自分で暗記したい単語を集めてオリジナルの学習セットを作るという方法。2つ目は、他人が公開した学習セットの中から自分にあったものを選んで学ぶという方法。
両者ともそれぞれの長所・短所があります。1つ目の場合、自分に必要な単語のみを集中して暗記することが出来る反面、学習セットを作るのに労力と時間を費やす必要があります。2つ目の場合、学習セットを作る手間がない反面、自分のニーズにあった学習セットを探すのに時間がかかる、もしくは自分のニーズにあった学習セットが存在しない可能性があります。
もし自分のニーズにあった学習セットがあるのであれば、他人が作った学習セットを使って学ぶのが一番楽で効率的です。しかし、そうでないのなら自分でオリジナルの学習セットを作るべきです。
学習モード
↑携帯用アプリで使える学習モード
Quizletには様々な学習モードがあります。今回は、携帯用アプリで使えるものに絞って紹介していきます。
学習
まず1つ目が、「学習」というものです。これはフラッシュカードのような機能で、画面上のカードにはある単語の定義が表示されます。
↑「学習」で表示される単語の定義
カードをタップすると、カードが反転してその単語が表示されます。
↑「学習」で表示される単語
その後、「分かりました」と「もう一度学習する」という2つの選択肢が画面下にあるので、どちらかを選びます。
各ラウンド10個ほどの単語を学ぶことになります。ラウンドが終了すると、「もう一度学習する」を選んだ単語の復習に入ります。
↑詳細な設定が出来る
上の画像のように、自分の好きなようにカスタマイズをすることも可能です。また、カードの右上に表示されるスピーカーをタップすれば、その単語・定義を英語で読み上げてくれます。
カード
2つ目の学習モードは、「カード」です。これは通常のフラッシュカードと全く同じです。
画面上にカードがあり、片方の面には単語が、もう片方にはその単語の定義が表示されます(どちらが先に表示されるかは設定で変更できます)。カードは何回でもフリップが可能です。次の単語にいきたい場合は、画面を下にスワイプします。前の単語に戻りたい場合は、画面を上にスワイプします。
↑「カード」で表示される画面
カード右上に表示されるスピーカーをタップすると、英語の発音が聞けます。また、スピーカーの隣に表示される星をタップすると、星をタップした単語のみを集めたフラッシュカードが自動的に作られます。覚えていない単語の星をタップすることで、自分が知らない単語のみを集中的に勉強することができます。
筆記
3つ目は、「筆記」という学習モードです。これは、単語もしくは単語の定義をタイプするモードです。
↑「筆記」で表示される画面
画面上に単語の定義が表示され、キーボードが出てくるのでその定義にあった単語をタイプします(どちらが表示されるかは設定で変更可能です)。
正解すると次の単語に進みます。不正解だと、正しい答えが表示されます。正しい答えをキーボードでタイプすると次の単語に進みます。各ラウンド7つの単語が出てきます。不正解だった単語には緑の丸がつき、以降のラウンドにも出題されます(正解した単語は出てこない)。
マッチ
4つ目の学習モードは「マッチ」です。神経衰弱と似ていて、単語とそれに一致する定義を選ぶゲームです。
↑「マッチ」で表示される画面
画面上に単語6枚、定義6枚の計12枚のカードが表示されます。あるカードをタップし、それに一致するカード(単語ならその定義、定義ならその単語)をタップするとタップした2つのカードが消えます。このゲームの目標は、出来る限り早く全てのカードを消すことです。もし間違ったカードをタップしてしまうと、ペナルティ時間が追加されます。自分の最速タイムが記録されていくので、過去の自分と勝負することができます。他人にも公開されている学習セットだと他人と競うことも可能です。
テスト
最後の学習モードは「テスト」です。その名の通り様々な形式で単語と定義が暗記できているかテストされます。
↑テストの設定画面
まず設定画面が表示されるので、自分の好きなようにカスタマイズします。
↑「テスト」で表示される画面
そしたらテストが開始します。計20問です。
まとめ
今回は、「Quizlet」というアプリについて紹介してきました。
単語暗記、特に英単語の暗記には非常に便利なアプリなので、みなさん是非ダウンロードして使ってみてください。
Quizletのウェブサイトでは、携帯用アプリにはないゲーム機能がいくつかあるので、興味のある人はウェブサイトを使ってみるのもいいかもしれません。
新SATについて知っておくべきこと
こんにちは、カモです。
2016年度から、SATが新しくなりました。今回は、この新SATについて知っておくべき事を、旧SATと比較して書いていきます。
SATとは?
↑カレッジ・ボードのロゴ
そもそもSATとはなんでしょうか?SATはカレッジ・ボードが主催する大学進学用の標準テストです。日本でいうセンター試験のようなものです。Scholastic Assessment Testの頭文字をとってSATと呼ばれています。
全体の変更点
新SATは、大学とその後のキャリアでの成功をより正確に測れるように変更されました。
論理的思考の比重が多くなった
旧SATでは、受験者の知識を試す問題が出題されていました。例えば、語彙問題は受験者がある特定の単語の意味を知っているかを見極めていました。文法問題も、ある特定の文法を知っていれば解ける問題(知らなければ解けない問題)が存在しました。
一方で、新SATは受験者の知識ではなく論理的思考能力に焦点を当てるように変更されました。リーディング・ライティングセクションは文章を元に質問が答えられるようになり、事前知識が以前ほど必要とされなくなっています。
ひっかけ問題の減少
旧SATにおいて、カレッジ・ボードはひっかけ問題を作ってテストをより複雑にしていました。つまり、学校では優秀な生徒が、SATではこのひっかけ要素が原因となって良い点数が取れなかったということです。これはたびたび批判の的となっていました。
これが新SATでは改善され、ひっかけ要素が減少しました。
より予想が簡単なテスト内容
新SATの制作にともない、カレッジ・ボードは各セクション(リーディング、ライティング、数学)の内容を一定にしました。
各スキルを試す質問の数が全テストで同じとなり、テストごとの違いが少なくなりました。文章の分野と数も細かく規定され、リーディングセクションではアメリカ・世界文学から1つ、歴史・社会から2つ、科学から2つ文章が出されます。
構成上の変化
- 2400点満点から1600点満点に
- リーディングとライティングセクションが統合され、合計の最高得点は800点
- 数学は未だ800点満点
- エッセイが選択式
- 選択肢の数が5つから4つに
リーディング
大きな変更点
- 全ての質問が文章を元に答えられるようになっている
- 文章の分野と数がすでに決めれられている(アメリカ・世界文学から1つ、歴史・社会から2つ、科学から2つ)
- 文章の中にデータが提示され、データの解釈が必要とされる
もう見られない質問
↑ある文を完成させる質問の例
ある文を完成させなさいという種類の質問は出題されなくなりました。これに伴い難しい語彙を試す質問も出題されなくなりました。
今までに見られなかった質問
↑前の質問の答えの証拠にあたる文を選ぶ質問の例
前の質問の答えの証拠にあたる文を選ぶ質問が新SATでは出題されるようになりました。
↑データを解釈する質問の例
また、データを解釈する質問も出題されるようになりました。
ライティング
大きな変更点
- 全ての質問が文章を元に答えられるようになっている
- 出題される4つの文章の分野が決まっている
もう見られない質問
↑独立した文法質問の例
他の質問から独立した質問は出題されなくなりました。
今までに見られなかった質問
↑長い文章の一部に焦点を当てる質問の例
各質問が、長い文章の一部に焦点をあてるようになりました。また旧SATとは違い、文章全体の意味を理解することが必要となりました。
数学
- 数学は、他のセクションに比べて一番変化が少ないです
- 電卓の使用が許可されるセクションと、許可されないセクションの2つがあります
- 三角法に関する問題が出題されるようになりました
まとめ
今回は新SATについて書いてきました。
最終スコアにおける数学の割合が多くなったので、日本人にとっては良い点数が取りやすくなったのではないでしょうか。また、事前知識を試す問題が少なくなったという事で、SATの勉強に割く時間が減る事になるのではないでしょうか。
もし質問があったら、コメント欄に書いてください。コメントの返信か新しい記事で出来るかぎり答えます。